https://news.yahoo.co.jp/articles/56db304e615d45cb5be2536b5bcce33debd67226
海外メディアも注目した仮想通貨アイドルが復活!?
遡ること今から4年前。ビットコイン価格が大幅に上昇し、’17年末から’18年1月にかけてはまさに「仮想通貨バブル」一色だった。そんな過熱する市場に、突如現れたのが、8人組アイドルユニット「仮想通貨少女」である。
「’18年1月の結成当時、私は高校2年生でした。地元の静岡県から新幹線で都内に通って、アイドル活動をしていましたね」
そう当時を振り返るのは、メンバーの上川湖遥さんだ。もともと仮想通貨少女は、アイドルユニット「星座百景」から派生したグループだった。メンバーにはそれぞれ担当コインがあり、上川さんはネム(NEM)の担当になった。
「それまで仮想通貨という言葉すら知らなかったので、結成後すぐに猛勉強を始めました。お母さんに基礎知識をノートにまとめてもらって、『ブロックチェーン大全』や『お金2.0』など、関連の本を読み漁りましたね。新幹線で読んでいたら、隣の席のオジサンが不思議そうな顔をしてました(笑)」
ライブの様子はCNNやBBCでも
当時のメンバーの給与の一部は、仮想通貨払い。またライブ会場での物販はすべてビットコインやイーサリアムで決済された。その物珍しさから仮想通貨少女の存在は海を越え、’18年1月12日に行われたお披露目ライブの様子は、CNNやBBCでも報じられた。
「その頃は、めちゃめちゃ忙しかったですね。取材対応は、ほぼ毎日、一日200件近くも問い合わせが来ていると聞きました。取材されること自体、初めての体験だったから、どう発言したらいいのか戸惑いも大きかったです」
当時の狂乱ぶりをプロデューサーは、次のように明かす。
「シンガポールからもライブのオファーがあったのですが、提示されたギャラは、なんと5000万円相当のBTC。残念ながらメンバーが高校生だったのでお断りしましたが、まさにバブルでしたね」
コインチェック事件で犯人に「バカヤロー!」
しかしグループ結成からわずか2週間後の1月26日、あのコインチェック事件が起きたのだ。
「騒動を受けて私たちも会見をしました。そのとき私がハッカーに対して、『バカヤロー!という気持ちです』と怒った様子がテレビでも流れて、学校でも話題になっちゃって(笑)。コインチェック騒動では、ネム担当がいないと取材が成立しないので、東京で寮生活を始めて、高校も転校しました。生活も大きく変わりましたね」
ちなみに所属事務所がメンバーたちの給料を支払うためにコインチェックに入金していた200万円も不正流出の被害を受け、口座が凍結されたという。
「事務所からは、日本円での給料支払いを提案されましたが、私たちは『復旧まで待ちます』と言って、仮想通貨での支払いの継続をお願いしました」
仮想通貨は軒並み急落
その後、仮想通貨は軒並み急落。仮想通貨少女への取材オファーもパタリとやんだ。上川さん自身、膝の手術をしたこともあり、表に出る機会は激減したという。
「それからは、歌やダンスのレッスンに注力しました。そもそも急に注目されたのも実力以外の要素が大きかったので、アイドルとしてのスキルを磨くいいタイミングだったと思います。それでも仮想通貨の勉強は続けていたんです。それまでは、自分の担当コインしか知らなかったけど、ひとつでも多くコインの名前を覚えたくて、単語帳に書いて暗記していました」
取材中、単語帳をもとに記者が質問をすると、上川さんは即解答。見事、正解だった。
「仮想通貨少女NFT」としてカムバック
雌伏の時を経て、今年4月、仮想通貨少女は、「仮想通貨少女NFT」としてカムバック。上川さんは、BTC担当のリーダーとなった。ズバリNFTの魅力とは?
「私たちの新曲『NFT THE WORLD』の歌詞にもあるのですが、例えば古本屋さんで本が売れてもお金が入ってくるのは、お店だけじゃないですか。でも、もしもその本がデジタル化されて、NFTで取引されたら、転売されるたびに作家さんにまでお金が入ります。NFTによって、『良い意味での転売』が生まれることを期待しています!」
(続)
引用元:https://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1625546934/
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Source: 仮想通貨まとめnews