Y’allsは、ユーザーが好みの記事を読んだり投稿したりできるウェブサイトで、記事の投稿者にはライトニングネットワークを使ってビットコインが支払われる。同サイトのプラットフォーム上で扱われている最低の単位は0.01ドルとなっており、約1円程となっている。同サイトを利用するにあたりユーザーは、ライトニングネットワークに対応したウォレットをインストールしなければならない。
ライトニングネットワークは、ビットコインの10分という承認時間にとらわれることなく、インスタント・ペイメント(高速取引)とマイクロペイメント(少額取引)を可能にする技術だ。秒以下の時間の単位での取引ができるようになり、小数点以下の金銭取引を実現させる。簡単に説明すると、超高速の一円以下の単位でのお金のやり取りだ。
Y’allsは、ライトニングネットワークのテスト段階のプロジェクトの1つだが、ユーザーは実際にライトニングネットワークを使用できる。ユーザーが記事を投稿する場合は、まず0.01ドル分のBTCをデポジットし、書き上げた記事を「Publish(投稿)」するとデポジットしていた0.01ドル分のBTCが送金される。ユーザーが記事を読む場合は、投稿記事の冒頭の部分を無料で読むことが可能だ。記事の続きを読む場合は、「Read(読む)」をクリックするとデポジット0.01ドル分のBTCが送金され、記事が閲覧可能になる。
Lightning Labsがデスクトップ・ウォレットを発表
ライトニングネットワークのデベロッパーチーム、Lightning Labsは、最近新たなデスクトップ用のライトニングネットワーク・ウォレット「lightning-app v0.1-alpha」を発表している。今回のウォレットでは、「Neutrino」と呼ばれるブロックチェーンのブロックのヘッダーのみを同期させるライト・クライアントを使用している。これによりユーザーは、フル・ノードと同期せずにライトニングネットワークを使用できる。さらに「Autopilot」機能が追加され、ユーザーがより簡単にライトニングネットワーク上で、ペイメントチャンネルを開けるようになった。当然Segwitにも対応済みだ。ライトニング・ラボは今回のデモで、ユーザーに使用感やバグの発見などのレビューを求めている。
ライトニングネットワークはオフチェーンでの取引を可能にすることで、ビットコインのネットワークをVISAなどの高速処理支払いサービスのレベルに近づけることを狙いとしている。2016年1月に公開されたライトニンネットワークのホワイトペーパーによると、VISAはビットコインより1000万倍以上の速さで取引処理を行っている。
現在、ビットコインの支払いツールとしての機能は、既存の金融機関が行っているサービスには遠く及ばない。また最近の値上がりと送金の混雑状況により、送金手数料は上昇している。現状のビットコインは、価値の貯槽媒体としての金のような存在でしかない。国際送金以外には、あえてビットコインを支払いツールとして使うメリットもさほど感じられないのが実情だ。一方、ライトニングネットワークが目指す、「インスタントペイメント」と「マイクロペイメント」の機能がビットコインに実装されれば状況が大きく変わることとなるだろう。
参考URL:http://btcnews.jp/30drp1u813108/
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