新型コロナウイルスワクチンを接種するかどうか迷っている患者さんから、「先生は接種されましたか?」と聞かれることが増えてきた今日この頃。
まだワクチンを接種できていないこと、接種する予定もまだはっきりしていないことを伝えると、患者さんは皆、目を丸くして驚かれます。
2月17日から接種後の健康状況調査を行う対象となっている、国立病院機構・地域医療機能推進機構(JCHO)・労働者健康安全機構(労災病院)の病院に勤務する
医療従事者を対象に新型コロナウイルスワクチンの接種が開始されているものの、どういう順番で配布がなされているかなど、詳細な情報開示は不十分だと言わざるを得ません。
また、厚生労働省によると「一般の医療従事者の接種は、3月上旬から順次進められています。
ワクチンは3月から5月に段階的に供給され、接種が進められる見込みです」とありますが、
クリニックに勤務している私がいつ接種を受けられるのか、全く目処が立っていないというのが現状です。
外来診療を行っている現場では、新型コロナウイルス感染症を疑う患者さんが来ない日はほとんどありません。
PCR検査を行わない日はないにも関わらず、新型コロナウイルスワクチンをまだ接種できていない中で診療を続けている医療従事者がまだまだたくさんいるのです。
新型コロナウイルスワクチンは、昨年12月8日に英国で開始されたのを皮切りに、世界中で接種が進んでいます。
4月3日時点で、157の国や地域でワクチンの接種が始まっており、世界の累計接種回数は5億9698万回を超えています。
国別に見ると、米国や中国での接種回数が突出して多く、ついでインドや英国が続いています。
一方、日本はというと、英国のワクチン接種開始から約2カ月遅れてのスタート。
これは、G7(フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダの7つの主要な先進国)の中でも最も遅いスタートとなりました。
G7各国の人口10万人あたりの新規ワクチン接種数も、3月29日時点で日本はダントツの最下位です。
4月2日時点で、累計接種回数は109万6698回、累計接種人数は91万3341人であり、
総人口(125,754,000人:2020年9月1日時点)のたった0.7%しか接種していません。
Our World in Dataによると、4月3日時点で新型コロナウイルス9ワクチンを少なくとも1回接種した全人口の割合は、イスラエルが60.7%と最も多く、
英国が46.3%、米国が31.2%、その他のG7の国々も12%から14.7%でした。
日本が圧倒的に出遅れていることは間違いなさそうです。
AERA 山本佳奈2021.4.7 07:00
https://dot.asahi.com/dot/2021040600011.html?page=1
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引用元:https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1617911513/
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Source: 仮想通貨まとめnews