警視庁は4日、国に無登録で暗号資産（仮想通貨）の交換業を営んだとして、宮崎県都城市の男子高校生（18）を資金決済法違反容疑で書類送検した。同庁はX（旧ツイッター）で客を募集し、およそ1年間で約300万円を得たとみて調べている。

同庁によると、男子高校生は「遊興費のためだった」と容疑を認めている。

書類送検容疑は2023年7～9月、3回にわたり10代の男性2人に計約6万円相当の現金などを支払い、暗号資産「ライトコイン」を購入。同年8月には40代の女性会社員にライトコインを売却して計2万5千円相当の電子マネーを受け取り、国の登録を受けずに交換業を営んだ疑い。

同庁によると、男子高校生は22年9月～23年10月ごろの間、少なくとも30人とライトコインを売買し、手数料を得ていたという。客は10代が多く、本人確認が不要などの理由で利用したとみられる。男子高校生を通じて入手したライトコインを海外のオンラインカジノの賭け金に使っていたケースもあった。

以下ソース
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE27BXD0X20C24A2000000/