タレントのやす子(25)が『24時間テレビ47』(日本テレビ系)の実施が決まり、チャリティーマラソンのスタートラインに立つ。いつも笑顔を絶やさない彼女だが、その胸中は複雑だろう。世間を騒がせたフワちゃん(30)によるX(旧Twitter)上での不適切な投稿内容──双方の和解、そしてフワちゃんが活動休止となったにもかかわらず、事態は収束していないからだ。
投稿を行なったあの日、何が起きていたのか。なぜその後、事態が悪化しているのか。騒動から約1カ月 、NEWSポストセブンはトラブルの真相をキャッチ。実は騒動後、謝罪文をめぐり、投稿に関わった人物らのあいだで、さまざまな話し合いが行なわれていた。【前後編の前編】
業界関係者が投稿の経緯について明かす。
「フワちゃんが8月8日に公開した謝罪文には、仲の良い先輩芸人・Aマッソ加納(35)、トンツカタン森本晋太郎(34)と3人での旅行中に起きた投稿の経緯を記したうえで、『この2人は本件の投稿については関わっておりません』、つまりフワちゃんが1人で行なったという旨が記載されていました。実は、その謝罪文の文面から公表に至るまでに本人たち、そして所属事務所の間で大きな軋轢があったのです」
フワちゃんの謝罪文については、公開当初から疑問の声があがっていた。中堅芸人はこう語る。
「謝罪文のなかで、フワちゃんはやす子さんの投稿に『これにアンチコメントがつくならどうするか』と、いわば悪ノリの“大喜利”をやっていたと説明されていた。旅行中だったので普通に考えればフワちゃんは加納と森本の3人、もしくはそのどちらかと盛り上がっていたことになる。しかし、謝罪文ではわざわざ『加納、森本の2人は無関係』となっているため、ほかにもその場に誰かがいないと話が合わないのではないか、という声があがっていた」
謝罪後、森本サイドが書いたとされる「文書」が、テレビ業界の関係者を中心に出回った。そのなかで、森本サイドは2人のやりとりについて「強く止めることができず、最終的にふざけた流れで投稿に至ったことを自分の落ち度でもあると反省しております」と謝罪。さらに、フワちゃんの出した謝罪文に「2つの事実が隠されている」といったようなことも書かれていた。
これらについて、取材を進めると騒動の真相がわかった。
水面下で行なわれていた事情聴取
まずは不適切投稿に至った経緯から。騒動直後、フワちゃんの個人事務所のマネージャー、加納と森本それぞれの所属事務所は当人に事情を聞いている。芸能プロ関係者が明かす。
「そもそも、きっかけとなったやす子さんのXのポストを最初に見つけたのは加納です。その投稿を見た加納は『この投稿どうなん?』などと口にし、フワちゃんに持ちかけた。加納と長年の友人だったフワちゃんは、“先輩からのフリ”に応えなきゃと、例の文章を作って加納に画面を見せたそうです。
2人がふざけ始めてから投稿までは一瞬の出来事だったようで、フワちゃんが投稿ボタンを誤って押してしまい、全世界に公開されることになった」
投稿後の反響は3人の想像以上だっただろう。SNSではフワちゃんと仲の良いタレントの名前が上がり、「タレントの○○も現場にいたのでは?」などと風評被害も相次いでいた。「騒動によって迷惑をうけたタレントからフワちゃんサイドに依頼があり、詳しい騒動の経緯を記載した謝罪文を作る必要に迫られた」(同前)ため、3者間で内容を協議することになった。しかし、ここでトラブルが発生する。
「謝罪文の素案はフワちゃんサイドが作成したものでしたが、内容について意見が大きく食い違った。どうやら加納から正確な話を聞けていなかった加納の所属事務所が『加納は騒動に直接関係していない』というスタンスを崩さず、謝罪文に当日の経緯を載せることに難色を示した。
最終的に『フワちゃん1人がやったこと』『投稿には無関係だったと明記する』という結論になり、あのような謝罪文が世に出されることになった」(同前)
謝罪文は記載される一言一句に指摘が入り、何度もやり取りが重ねられた。そうしたなかで、NEWSポストセブンは謝罪文をめぐる話し合いに加わっていた加納の事務所サイドの1人が、フワちゃんのマネージャーに対して激昂する録音データも入手している。後編では、謝罪文をめぐる議論について、各事務所に見解を聞いた。
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Source: 芸能人の気になる噂