通信大手各社の間ではウクライナへの国際電話などを無料にし、利用者の情報収集を支援しようという動きが相次いでいます。

NTTドコモとKDDI、ソフトバンクはそれぞれの利用者について、日本からウクライナへの国際電話やSMS、いわゆるショートメールの送信を無料にしています。

3社はウクライナへ渡航中の人を対象に通話やデータ通信といった国際ローミングサービスも無料にしています。

NTT東日本と西日本は、ひかり電話でウクライナに国際通話をする際にかかる料金を無料にしています。

いずれも今月分の利用を対象としていて、各社は現地の情報収集や安否確認などをしやすくするためだとしています。

また楽天グループは無料の通話アプリ「バイバー」について、ヨーロッパを中心としたウクライナを含む34か国で固定電話や携帯電話への通話を無料にしています。

会社によりますとこのアプリはウクライナ国民の90％以上が利用しているということです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220304/k10013515241000.html