今後の指標として踏み込んだ提言が示された。内容は選手やファン、サポーターの具体的な行動指針。対策会議の座長を務める賀来氏は「しっかり対応して、安全に務めてもらいたい」と説明した。
選手や球団関係者には、検温や手洗い、うがいなどに加え、ロッカー室やシャワー室の時間差利用、同じポジションの選手ができるだけ行動をともにしないなどの具体的な対策が示された。感染経路を特定可能にするため、各自の行動記録も推奨された。
チーム内に感染者が出た場合でも、当該者を入院や自宅待機にして、チームは活動を停止することなく練習や試合が可能といったマニュアルもある。賀来氏は「発熱などの症状があった場合、休む勇気を持つことが必要」と強調した。
観戦者の対応もはっきりしている。感染リスクが高い例として、プロ野球の応援の風物詩でもあるジェット風船やトランペットのほか、観客同士のハイタッチ、メガホンや大型フラッグの使用などが挙げられた。アルコール飲料の販売は観客席ではなく、売店に限定することも検討材料となった。
来場者からの感染が出た場合に備え、チケットの半券の保管、自由席や立ち見席の細分化なども示された。また、全国にいる感染症の専門医を地域アドバイザーとして指名し、連携を深めることも提案された。
NPBとJリーグは提言を球団やクラブに徹底することを伝え、ファンやサポーター向けにそれぞれのホームページなどで公開する方針。今後はプロ野球、Jリーグともに観客を入れた、通常の公式戦開催に全力を注ぐ。賀来氏は「個人防衛、集団防衛、社会防衛の見地から感染症対策を考えないといけない。リスクをゼロにすることはできない。どれだけ下げられるかが大事になる」と強調した
3/12(木) 19:15 Yahoo!ニュース
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Source: 芸能人の気になる噂