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新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかかりません。大阪府の吉村知事は、より強い措置が必要だとして、3度目となる“緊急事態宣言”を国に要請する方針を明らかにしました。緊急事態宣言が発出されれば、飲食店や百貨店などの商業施設、それにテーマパークなどに休業要請を行う方向で検討しています。大阪府は国への要請を20日の対策本部会議で正式に決定し、兵庫県や京都府とも協議を行う考えです。大阪市は宣言が出されたら、小・中学校の授業を原則、自宅でのオンライン授業に切り替える考えです。

大阪府では19日、新たに719人の感染が確認されました。月曜日としては、過去最多です。重症者数も、確保した病床を上回ったままとなっています。自宅療養中の人は、2週間前から3倍以上となり、8000人を超えました。

大阪市内の救命センターで働く医師が、患者を受け入れられない医療現場の実態を打ち明けました。
淀川キリスト教病院救急センター長・夏川知輝医師：「救急車の中で酸素を吸いながら、受け入れ先の病院を探す。でも、なかなか見つからず、救急車の酸素がなくなってしまい、いったん消防署に帰って、酸素を積みなおして、受け入れ先を探す。病院を見つけて搬送するまで6時間以上かかった」

https://news.yahoo.co.jp/articles/2ab1743873c5ccaf6fbbca091698b3c376d145a4