本誌記者にそう語ったのは、2月6日に有罪判決が下された沢尻エリカ(33)の兄・澤尻剣士さん(38)だ。
剣士さんは、1月31日の沢尻の初公判に、証人のひとりとして出廷。
「留置中や入院中は、面会に行っていました」「僕にできることがあれば、経済的なことを含め、話を聞きながら進める」と、妹の今後を案じていた。
沢尻の更生のカギを握る、肉親のひとりだ。
じつは本誌記者と剣士さんは、以前から顔見知りだった。
剣士さんは、都内の飲食店に店長として勤めているが、2008年に彼の仕事ぶりを取材していた。
初公判後の2月某日、本誌記者が別の事件の取材で都内にいると、偶然にも歩いてくる剣士さんと出くわした。
声をかけると、初めは「僕の口からは、なにも言えません」と断わられたが、証言台に立った気持ちなどを尋ねていくと、剣士さんは少しずつ重い口を開いてくれた。
――証人として、出廷したのは大変だったのでは?
「緊張しましたよ。慣れないことですから」
長兄の剣士さんは、「澤尻家」の代表として、証言台に立った。
沢尻の父は、彼女が中学生のときに病死。
高校時代には、次兄も交通事故で亡くしており、沢尻を支えたのは母・リラさんと剣士さんだった。
その初公判で、沢尻は「兄に対しても心配や迷惑をかけ、裁判にまで来てもらい、このような思いをさせて申し訳ない」と、兄への思いを吐露するとともに、「女優への復帰は考えていません」と明言していた。
剣士さんに、沢尻の将来についても尋ねた。
――妹さんの女優復帰について、どう考えているか?
「僕は、女優はやめたほうがいいと思います」
――「僕にできることがあれば」と証言していたが、剣士さんの店で働く可能性はある?
「働かせることまでは無理かもしれませんが、僕が支えていくことになると思います」
――社会的に孤立させないのが大事だとされている。妹さんと一緒に暮らす考えは?
「僕は結婚していますので、同居はわかりません」
――妹さんは薬物をやめられるのか?
「裁判で証言したとおりで、彼女は(薬物の使用を)後悔していますから……絶対にやめさせます」
わずか5分足らずだったが、剣士さんは真摯に答えてくれた。
出演するはずだったNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で、沢尻の演技を見たかったという声は絶えない。罪を償えば、必ず “復活” の道は見えてくるはずだ。
2/12(水) 6:33配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200212-00010001-flash-ent
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Source: 芸能人の気になる噂