レギュラー放送は1988年10月にはじまり、その前の単発のスペシャルから含めれば30年以上にわたって続いてきた。
この番組は、バラエティ番組には珍しく、途中で何度か休止期間を挟んでいる。その間は何が放送されていたのか。
「最初の休止は番組開始から2年後の、1990年4月から10月ですね。とんねるずが、ドラマ『火の用心』(日本テレビ系)の撮影に専念するため、半年間の休止が発表されました。
その間に放送されたのが『ウッチャンナンチャンの誰かがやらねば!』ですね。
ドラマのパロディコントなど、とんねるずテイストを継承した番組で、『みなおか』再開後は、土曜8時の『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』となりました」(放送作家)
他局のドラマ撮影のために番組を休むとは、とんねるずの大物具合がうかがいしれる。
だが、肝心のドラマはコケてしまったようだ。
次なる休止期間は1994年4月から9月までの半年間である。
「ここでは、とんねるずが出演する『ラスタとんねるず’94』が放送されました。
従来のコント色を排して、実在の政治家をモデルとする人形劇を用いた政治風刺コント『SPITTING IMAGE JAPAN』など新しいジャンルに挑みますが、不評のためか、すぐに引っ込めています。
現在まで続くメジャーのテレビ番組と、政治風刺の食い合わせの悪さが露呈したといえるでしょう」(前出・同)
そして、1997年3月『とんねるずのみなさんのおかげです』がレギュラー放送10年目にして終了する。
かわって放送された新企画が『とんねるずの本汁でしょう!!』であったが、この番組はわずか3か月で打ち切られてしまう。
「メイン企画である『ダービーキッズ』は、お台場の空き地に競馬場を新たに作り、とんねるずのほか、乗馬経験のある芸能人、プロのジョッキーを集めたレースを毎週放送しました。
しかし、『競馬』がマニアックなジャンルのためか視聴率がふるわず、番組を3か月で終わらせ、1997年6月から『とんねるずのみなさんのおかげでした』をスタートさせます。
ここでは『食わず嫌い王選手権』など、現在に続く名物コーナーが生まれました」(前出・同)
こうして見ると、とんねるずは、笑いの中でもさまざまなジャンルに手を出していたとわかる。
最終回へ向けて、これらの“黒歴史”も記録のひとつとして触れて欲しいものだ。
http://dailynewsonline.jp/article/1374603/
2017.11.10 22:17 リアルライブ
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Source: 芸能人の気になる噂