お笑いコンビ「とんねるず」がレギュラー出演するフジテレビ「とんねるずのみなさんのおかげでした」（木曜後９・００）の３０周年記念スペシャルが２８日に放送される。
石橋貴明（５５）と木梨憲武（５５）が放送を前に２人そろってスポニチ本紙のインタビューに応じた。

収録現場で３０年間、変えていないこともある。制作費から出される弁当をできるだけ豪華にすることだ。
「番組のスタート当初、朝から夜中まで撮影をやっていて、スタッフが立って飯を食っていた。せめて弁当ぐらいいいもの出そうよと。
３０年間、他局のバラエティー、ドラマを含めても最高の弁当を出してきた」（石橋）。
「ウチの弁当がいいって、ほかの番組からパクリに来るヤツもいたほどでしたね」（木梨）

番組の持ち味でもある“仲間意識”に根ざした笑いは、この気遣いから生まれているのか。
石橋は「制作費はカットされてるけど、この部分を変えると終わっちゃう。
１年生スタッフもスタジオに入ったら全員がプロ。同じ釜の飯を食っていれば、その意識は保たれる」と持論を語る。
https://mainichi.jp/articles/20170927/spn/00m/200/005000c

－－３０年でテレビ界の変化は

石「制作費はほぼ１０分の１くらい。ただ、アイデアを出していけば面白いものは作れる。
みんなに言うんですけど知恵を出せなければ、汗をかくしかない。知恵を出し、汗をかき、丁寧に作っていくしか方法はない」
https://mainichi.jp/articles/20170927/spn/00m/200/006000c