■アップル対Epic前哨戦は引き分け。フォートナイト削除は妥当、Unreal Engineまでは不当と司法判断 独禁法や反競争の判断はまだこれから
人気ゲーム『フォートナイト』のApp Store削除をめぐる法廷闘争(の前哨戦)は、まずはEpicもAppleも痛み分けで始まりました。
Epicが裁判所に求めていた「アップルへのフォートナイト削除の取り消し・および Unreal Engine開発アカウントの停止差し止め」命令に対して、連邦地裁判事は以下のような判断を示しました。
・App Storeからのフォートナイト削除については妥当 (Epicの意思で以前の状態に回復できるため、裁判所がアップルに取り消しを命じるほどの緊急性はない)
・Unreal Engineの維持に必要な開発者アカウントの停止については、必要以上に第三者を巻き込む報復に近く、差し止めを命じる
いずれにしても、Epicが主張していた「App Storeの「独占」や規約自体が反競争的で不当」に対する判断ではなく、アップルが通告した近日中のUnreal Engine開発者アカウント停止に対して、司法が介入するだけの緊急性があるかどうかの判断です。
以下ソース先で
8月25日
https://japanese.engadget.com/apple-vs-epic-order-070741591.html
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■Epic,Appleに対する差し止め命令を勝ち取るもFortniteのブロックは続く判事は,Epic はまだ独占禁止法を証明していないが,「重大な疑問が存在する」ことに同意していると述べている。
※略
彼女は後に付け加えた: 「Epic GamesとAppleはお互いに訴訟を起こす自由がありますが,その紛争は,傍観者に大混乱をもたらすべきではありません」
裁判官は,Epic Gamesは,総合的なケースで― 「とくに独占禁止法の文脈で」 ― 成功することを十分に証明していないと述べている。彼女は,とくにAppleの30%の手数料をめぐる「重大な疑問が存在する」ことに同意している。
Epicは,Fortniteユーザーに直接支払いオプションを提供する代わりに,Appleのプラットフォームを使用することを許可すべきであるが,この手数料を支払う必要はないという主張をしようとしていた。
これについてRogers氏は,「裁判所は,専門家がAppleの30%の手数料は反競争的であるとの見解を示すことを予想していますが,裁判所は,専門家が0%の代替案を提案することを疑っています」と書いている。「Epic Gamesでさえ,製品を無料で提供していません」
裁判官はまた,現在の状況が「自作自演であるように見える」ことから,Epicは「回復不可能な損害をまだ示していない」との判決を下した。
彼女は,すでに同社がFortnite に直接支払いを導入したhotfix を無効化できることを認めていることに注意してほしい。そして Apple との契約を維持しつつも訴訟を起こさないことを好むという事実は,「取り返しのつかない損害が存在することを意味しません」
以下ソース先で
2020/08/25 19:35
https://jp.gamesindustry.biz/article/2008/20082504/
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Source: 稼げるまとめ速報