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イオンの78円ビール「バーリアル」、バカ売れ 製造委託先を韓国製からキリンビールに変更
投稿日 2019年12月5日 20:13:59 (マネー総合)
累計20億本を突破
リニューアルしたこの「ビール」を、もう飲まれただろうか?イオンのプライベートブランド「バーリアル」シリーズ。レギュラー商品の「バーリアル」と、「バーリアルリッチテイスト」「バーリアル糖質50%オフ」の3つのシリーズ展開がされている。いわゆる第4のビール(麦芽比率25%以下のビールに、大麦スピリッツなどを加えたもの)と呼ばれる種類の発泡酒だ。
先月24日にはシリーズの全銘柄のリニューアルを発表し、29日(火)より全国のグループ最大約4000店舗にて発売を始めている。
これらが350ml缶で、78円(税抜)で購入できるというから驚きだ。他社の同様の発泡酒製品を見ても100円を超える商品が多い中、規格外の価格といえよう。
では、味もそれなりなのかというと、これが美味しい。実はバカ売れしているのだ。
発売された2010年6月当初から売れ行きは好調で、19年5月には累計20億本を突破。今後もさらに販売本数を伸ばしていくに違いない。なぜ、「バーリアル」はこんなにも売り上げを伸ばしてのか? バズっている理由は、度重なるリニューアルによる「品質の向上」と、いい意味でそれに見合わない「低価格」にある。
販売開始から2017年5月までのシリーズ累計販売本数は16億本(350ml換算)であり、右肩上がりとはこういうこと。売上本数は順調に伸びていた。
それでも、同年6月には一度目の変更。麦汁の比重を高め、ドイツ産ホップの使用による改善が図られている。注目すべきは2018年6月。製造委託先が韓国のビールメーカーから、国内大手の「キリンビール」に変更(岡山、神戸、横浜、取手工場)されたことだ。
これが、圧倒的な「品質」に対する「低価格」を決定打にしたのだ。
ビールという飲み物は、非常に輸送効率が悪いお酒と言える。
ウィスキーなどの蒸留酒は、いわば濃縮した「アルコール飲料」を1コンテナ当たりに多く積むことができる。
それに対してビールは製品の成分の9割ほどが水であり、ウィスキー本から提供できるものと同じ杯数分のビールを送るとするとその分コストがかさむ。国内工場に変わることで、海外からの海を渡っての輸送費がカットされた。まず、これが価格に大きく貢献している。
合わせて、輸送時間が短縮された。韓国からの海輸にかかっていた時間がなくなり、移動中に起きる劣化の可能性が格段に低下したのだ。問屋をはさまず、直取引を行っていることも大きな利点と言える。レシピ変更による味の追及はもちろん、キリンビールの卓越した工程管理も相まって、一定の鮮度状態を担保できるようになったと言えよう。
キリンビールを製造元に選んだ理由としては、2018年の変更時にイオンリカーの神戸一明社長は「輸入ビールも品質は高いが、
繊細な日本人の味覚に合わせた商品は国内メーカーの方が得意だ。キリンビールのものづくりの丁寧さを評価した」と述べている。78円でこの味はズルい
さて、気になる「バーリアル」の味のほうはどうなのか? 今回のリニューアル点を、イオンは下記のように説明している。<お客さまの声をもとに今回リニューアルした「バーリアル」は、2018年6月に発売した3つのテイストを改良し、黄色の「バーリアル」は“キレの良い後味”を、青の「バーリアルリッチテイスト」は“コクのある飲みごたえ”を、緑の「バーリアル 糖質50%オフ」は“スッキリとした後味”をより一層お楽しみいただける味わいに仕上げています。>(同社HPより引用)
https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/c/1/c1000_1413_8d05265283ba4a3cd4022b9f6efe6cf8.jpg
最近このニュースを見かけたので気になって1缶買ってきたお(黄色)。
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Source: 稼げるまとめ速報
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