イーサリアム（ETH）は過去3週間で緩やかに上昇し、11月18日以降で28%の上昇を見せている。12月5日に一時的に3615ドルまで急落したものの、アルトコインは回復し、現在は4000ドルを超えて取引されている。

イーサリアムの4時間足チャートでは、年初来の最高値は4098ドルであり、トレンドは高値と安値を更新し続けている。相対力指数（RSI）も健全で、現在は買われ過ぎの領域を下回っている。

「パラダイムシフト」の兆し

イーサリアムが4000ドルの突破を目前に控える中、仮想通貨アナリストであるベンチャーファウンダー氏は2025年に向けた目標を設定した。このアナリストは、イーサリアムが3年間の上昇トライアングルパターン内で統合され、新たな「パラダイムシフト」に近づいていると説明した。

ベンチャーファウンダー氏によるイーサリアムの分析では、「イーサリアムは2016年から2017年にかけて行った衝動的なブレイクアウトを繰り返し、新たな史上最高値に向けて急上昇する可能性が高い。価格目標は2025年5月までに1万5937ドルだ」と語った。

ETHが1万6000ドルになれば、ETHの時価総額が史上初めて1兆ドルを超えることになる。

同氏は、ETHが週足の終値で3800ドルをサポートとして閉じる必要があり、ETHが史上最高値である4878ドルを再テストする可能性が高まると指摘した。

同様に、仮想通貨トレーダーのハニー氏は、ETHの日足チャートで「ゴールデンクロス」が過去の強気市場に従ってブレイクアウトしていることを示した。同氏は、ETHが新たな史上最高値に向けた「ギガポンプ」の初期段階にあると語った。

イーサリアムETFは好調

イーサリアムETFは、ビットコインETFのパフォーマンスに比べると影が薄かったが、年末にかけて機関投資家の関心を集め始めている。

イーサリアムETFは12月5日、ローンチ以来最大の日次流入を記録し、4億2850万ドルに達した。

イーサリアムETFは、11月18日以降で13億ドル以上の流入を記録し、ブラックロックのiシェアーズイーサリアムトラストが今週だけで5億ドル以上の流入をリードし、総流入額を26億ドルに押し上げた。

ポジティブな価格動向に加え、イーサリアムのDeFi指標も改善している。DefiLlamaのデータによると、イーサリアムのチェーン上での総ロック価値は12月5日に年間最高の770億ドルに達した。

本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。

参考資料：https://jp.cointelegraph.com/news/ethereum-impulse-breakout-will-lead-to-15-k-eth-price-in-2025-analyst?utm_source=rss_feed&utm_medium=rss&utm_campaign=rss_partner_inbound　

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Source: Ripple(リップル）仮想通貨情報局