米ドルと連動するステーブルコインの代表格テザー（USDT）がOMGネットワーク（以前のOmiseGO）に統合された。コインテレグラフジャパンに共有されたプレスリリースの中で明らかになった。

発表元は仮想通貨取引所ビットフィネックス。テザーをOMGネットワークに統合して取引時間や手数料の削減をすると発表した。

ビットフィネックスでは、テザーの入出金をOMGネットワークを使って行えるようになる。

OMGネットワークのCEOであるヴァンサ・チャティカヴァンジ氏は、今回のOMGネットワーク統合によって「1秒あたりで数千の取引を実行し取引コストをイーサリアムの3分の1に減らせる」と主張。「ビットフィネックスと提携してブロックチェーンのスケーラビリティ問題に対処しオープンな金融サービス普及に向けて取り組めることを嬉しく思う」と述べた。

OMGネットワークによると。イーサリアムの取引処理能力は、1秒あたりの取引数で12TPS。12TPSを越えると決済までの時間が増加してガス代が増加する。

とりわけ、最近は、イーサリアム基盤のテザー取引が増えている。

チェイナリシスによると、イーサリアムのブロックチェーン上で行われたテザーの取引数は2020年3月には全体の90％以上にまで上昇したが、2019年4月はたった19％ほどだった。　

参考資料：https://jp.cointelegraph.com/news/tether-integrated-on-omg-network　

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Source: Ripple(リップル）仮想通貨情報局