マーケット
過去1週間で仮想通貨相場の時価総額は約410億ドル(約4兆4000億円)減少した。ビットコイン(BTC)を始め主要仮想通貨は下げ幅を縮小しているものの、依然として全体的に赤信号が灯っている。一方、主要仮想通貨が総崩れの中で、唯一、時価総額11位のチェーンリンク(LINK)が持ちこたえている。
(出典:Coin360 日本時間2月29日午前11時10分時点)
ビットコイン 8300ドルが重要
ビットコインは8700ドルを再び下回った。著名仮想通貨アナリストのアレッシオ・ラスターニ氏は、8300ドルを下回ったらロングポジションを全部売ると発言。8300ドル付近は3つのテクニカル指標が集まる水準である「トリプルサポート」であり、この水準を下回るとかなり大ごとだという認識を示した。
ラスターニ氏は、「トレンドラインと1万ドル水準の突破にビットコインが苦戦していたことは警告のサインだった」と反省。レジスタンスを突破できなかったことから「ビットコインは強気シナリオを実現したくなかったようだ」と解釈し、テクニカル的に重要な9600ドルも下回ったことで「より深いプルバックシナリオ」が展開される可能性があると述べた。
またイーサとXRPの下落も続いている。
イーサは過去1週間の高値から18%下落。XRPは17%以上のマイナスだった。ビットコインは13%のマイナスだ。
チェーンリンクが堅調
チェーンリンクが主要仮想通貨の中で唯一気を吐いている。過去24時間で2%近いプラスを記録し、過去1週間で見てもわずか0.02%の下落でほぼ横ばいで推移している。
(出典:Coin360「チェーンリンク/米ドル(1週間)」)
チェーンリンクは、ネット上のデータをブロックチェーン上で適用できるように変換するプロジェクトで、オラクルとも呼ばれている。
2019年6月、グーグルが、イーサリアムとグーグルクラウドを使うアプリ開発者はチェーンリンクを使ってブロックチェーン外部のソースからデータを統合できると発表して話題を呼んだ。
同月には米国最大の仮想通貨取引所コイベースが、チェーンリンクの取引を開始した。
今年2月27日には、イーサリアムクラシック(ETC)がチェーンリンクと提携したと発表。ETCのスマートコントラクトと「オフチェーンのリソース」を安全な方法で統合できることになると述べた。
また、チェーンリンクとテゾスが提携する可能性があるという観測が浮上し、価格の押し上げ材料になったという見方も出ている。チェーンリンクは、テゾスとの提携を正式には発表していない。
参考資料:https://jp.cointelegraph.com/news/chainlink-is-the-survivor-of-crypto-crush-this-week
●テレグラム始めました!
https://t.me/joinchat/F-7ftRCH5u_8J7k2JUM1rw
●無料でLINE@で有益情報を随時流しています。
https://t.me/joinchat/F-7ftRCH5u_8J7k2JUM1rw
●無料でLINE@で有益情報を随時流しています。
■トレードするならバイナンス!
https://www.binance.com/
■yobit net
https://yobit.net/en/
Source: Ripple(リップル)仮想通貨情報局