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トロン創業者兼CEOであるジャスティン・サン氏が、ついに「投資の神様」ウォーレン・バフェット氏と食事をした。
コインテレグラフに共有されたプレスリリースから明らかになった。
サン氏は4人の友人と共にバフェット氏と1月23日6時(CT)にネブラスカ州オマハにあるハッピー・ホロウ・クラブで食事をした。
4人の友人は、ライトコイン創業者のチャーリー・リー氏、フォビのCFOであるクリス・リー氏、バイナンスのチャリティー財団のトップであるヘレン・ハイ氏、eToroのCEOであるヨニ・アッシア氏だ。
バフェット氏は、保険・投資会社の バークシャー・ハサウェイを率いている。
サン氏は、「バフェット氏とのディナー、知恵、知見に感謝する。本当に光栄だ。彼の優しさとサポートをいつでも思い出し、ブロックチェーン業界とそれ以外の関係者と一緒にトロンをより良いエコシステム、ビジネスにするためにバフェット氏のアドバイスとガイダンスを採用したい」と述べた。
待ちわびた食事
昨年6月、サン氏はウォーレン・バフェット氏とランチをする権利を米オークションサイトのeBayで獲得した。落札額は約45億ドル(約4900億円)で過去20年間で最大だった。ところが7月25日の昼食会の直前、サン氏が延期を発表。サン氏は「腎臓結石のため」と説明した。
サン氏がバフェット氏とのランチを延期した際、ネット上では「中国政府から出国を止められたのではないか」との憶測も飛び交い、物議を呼んでいた(出国停止の噂についてはサン氏は否定)。
仮想通貨嫌いのバフェット氏
「投資の神様」といわれるバフェット氏は、ビットコインなどの仮想通貨に否定的なことで有名だ。
2017年に「ビットコインはバブルだ」と発言したほか、2018年5月には仮想通貨は「熱狂が過ぎ去り、悪い結末を迎えるだろう」とも語っている。
今回の食事でサン氏がバフェット氏の仮想通貨に対する考えを変えられたかどうかは不明だ。サン氏は、昨年に次のように意気込みを話していた。
「ウォーレン・バフェットは、ブロックチェーン業界に関する正しい情報源を持っていないのだと思う。メディアによって誤った解釈を持っている。だから我々は彼とランチをしてコミュニケーションを図り、過去10年間我々がどれほど進歩したかを伝える」
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Source: Ripple(リップル)仮想通貨情報局