3日後に予定されている仮想通貨ビットコイン（BTC）の採掘難易度調整で5％近くの大幅反発が推定されている。2月25日に今年初めて低下をしたビットコイン採掘難易度だが、中国のマイニング業者の活動再開から次回の3月10日に急上昇することが見込まれているようだ。

ビットメインやカナンなど中国の大手マイニング業者は、中国政府による新型コロナウイルス対策の影響でオペレーションを停止していた。マイニング機器製造の遅れや供給網の乱れを誘発し、5月のビットコイン半減期前の注文増加が見込めるにも関わらず、マイナーはオペレーションを止めざるを得ない状態が続いていた。

ビットコインの採掘難易度は、10分に1回のブロック生成を維持するため2週間ごとに変更される。一般的に、ネットワークに参加するマイニングのパワーが小さければ、採掘難易度は下がる。一方、ネットワークへの参加が増えれば、採掘難易度は上昇し、調整役を果たす。

今年5月にビットコインの半減期が推定されている。半減期では、新規ブロックを作成するマイナーに対する報酬が12.5BTCから6.25BTCに半減する。

しかし、ここにきて中国政府がビジネスに対して通常通りの運営を再開するように要請。2月25日には30％のマイニングパワーを占めるとされるマイクロBTが、メンテナンスサービスを再開したと発表した。

新型のマイニング機器の導入が進むことによってハッシュレートが上昇し、採掘難易度も上昇するとみられる。　

参考資料：https://jp.cointelegraph.com/news/prepare-for-bitcoin-difficulty-rate-surge　

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