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フェイスブックのリブラ協会に仮想通貨仲介業者タゴミ(Tagomi)が参画する。テッククランチが2月26日に報じた。2019年は離脱が相次いだリブラ協会だが、今年に入って先日のショピファイに加えて2社目の加入となる。
正式発表は、27日か来週になるという。
タゴミを加えてリブラ協会のメンバーは22社となっている。リフトやウーバー、アンドリーセン・ホロウィッツ、ユニオンスクエアベンチャーズなどが名を連ねている。
タゴミは、大口トレーダーやファンドを対象にした仮想通貨取引のプラットフォームを提供している。
2月22日、カナダ拠点のeコマース大手ショピファイ(Shopify)が2月21日にリブラ協会に加盟すると発表。「リブラ協会のメンバーとして、あらゆる場所の小売業者と消費者にとって使いやすい支払いネットワークを共同で構築していく」と意気込みを話した。
昨年6月にフェイスブックがリブラ協会を発表。同年10月には早くも創業メンバーであるペイパルとVISA、マスターカード、イーベイ、ストライプ、マーカドパゴ、ブッキングホールディングスが離脱を表明した。
2020年立ち上げ計画はまだ生きてる?
リブラをめぐっては米国や欧州の政治家や規制当局から批判が相次いでいた。
マネーロンダリング(資金洗浄)のリスクや米ドル支配体制への脅威、フェイスブックのプライバシーポリシーに関する杜撰さがリブラ反対の主な理由だ。
ストライプのパトリック・コリソンCEOは、米議会上院議員から脅迫まがいの手紙を受け取っていた。
「あなた達は、フェイスブックのリスク管理の脆弱性があなたのシステムの脆弱性となり、それを回避できない事態を招くことを懸念すべきだ(中略)もしあなた達がリスクを取るのであれば、あなた達は規制当局からリブラに関する支払い活動だけでなく、すべての支払い活動に関して厳しい審査を受けるようになるだろう。」
しかし、リブラ協会はここにきて加盟社を増やしている。2020年に立ち上げる予定という文言はホワイトペーパーから削除されておらず、リブラ協会の今後の動向に注目だ。
参考資料:https://jp.cointelegraph.com/news/tagomi-to-join-libra-association
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Source: Ripple(リップル)仮想通貨情報局