「2013年に、松本人志さんが監督した映画『R100』で女王様役を演じたことがありました。
でもそのときは『お寿司屋さんでキレる謎のSM女王』という設定で、SMっぽいことは何もしなくて、ただボンデージを着ただけという感じでした。
今回はかなり女王様になっていますから、期待してくださいね(笑)」
佐藤が演じるのは、尼崎の路地裏にあるSMクラブ「グラナダ」に在籍する女王様の一人。ほかに、たしろさやか、すぎもとみさきが女王様になる。
客はヤクザの鉄砲玉、悪党を憎みきれないヒーロー、催眠術で人を死にいたらしめるアイドル、犯罪予備軍を集めてバンドを組ませる男など、どこか心が屈折している面々。そんな客を「思いもよらない方法で昇天させる」のだ。
「セリフがとにかくおもしろいんです。たとえば盗撮被害に遭ったときは『私、サザンオールスターズの曲を桑田佳祐調で歌う人と監視カメラが嫌いなんだよ』と言い放ったり、『ダンゴ、マンゴ、ビンゴ』といった言葉遊び的でわけがわからないセリフもあったりします。
台本をいただいたとき、思わず『なんだ、こりゃ』ってつぶやきました」
プライベートでは5歳の男の子の母親である。
「子供には『乱暴な言葉を使っちゃダメ』と言っているので、子供が幼稚園に行っている間に、公園で木の枝を振りながら台本を覚えました」
劇中では、胸元が大胆に開いたボンデージスーツを着て、深い谷間を惜しげもなく披露しているのだが……。
「グラビアアイドル時代は『おっ●い博士』と呼ばれるほど『どうやったら胸元を美しく見せられるか』を考えていました。
だから今回も、『この衣装を着るからには』と頑張りました(笑)」
ど、どうやって頑張ったのだろうか……興味津々。
「おっ●いマッサージです。といっても、おっ●いを揉むのではなく、胸と胸の真ん中あたりを拳などでグリグリとマッサージするんです。
(谷間を指さし)ここ、知らないうちに『こり』がたまっているそうです。だからほぐすと胸のラインがきれいになり、肩こりや首こりなども解消するんですよ。男性にもおすすめです」
こうして「奇跡のアラフォーバスト」が出来上がったのだ。
ところで最近、「いい加減にして!」と鞭を振るいたくなったことはありますか?
「鞭で打ちたくなるほどではないですけど、スーパーでレジ待ちをしているときの横入りですね。レジ待ちもキープディスタンスしていますけど、ときどきスッと入ってくる方がいるんです。
私も大きな声を出せないので『あの……』とやんわり言うんですが、その方には声が聞こえていないようで」
佐藤は「40代になる今年にこの役をいただいたことで『この先もきっと楽しいことが待っている。そして年齢を重ねるのは楽しいぞ』と思えてきました」と言う。
このドラマが女王様……いや彼女の「人生の代表作」になるかもしれない。
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Source: 芸能人の気になる噂