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白い巨塔、再放送が話題「意外と財前派もいたりするのよね、昔は家族全員が里見派だったから驚いた」
投稿日 2020年3月7日 16:30:20 (息抜き)
これまで、7度映像化されてきた「白い巨塔」ですが、
2003年10月から2004年3月までフジテレビ系で放送された唐沢さん主演版の再放送が始まりました。
財前を唐沢さん、里見を江口洋介さんが演じた同作は、今でも名作として評価の高い作品。
しかし、初放送時から17年が経ったこともあり、ネット上には「ガラケー×タバコ」など時代を感じるという指摘もあります。
iPhoneが登場したのは2007年。スマートフォンが普及したのはそれから数年かかっているので、
当時はまだまだガラケーの時代でした。
一方で、最近のドラマではタバコを吸うシーンはあまり見られなくなり、医師なのにタバコをプカプカ吸う財前の姿は、今見ると逆に新鮮に感じるのかもしれません。
また、原作小説が初めて単行本化されたのは1965年のこと。財前は原作では胃癌で亡くなりますが、
2003年版では肺癌、そして、岡田准一さん主演の2019年版では膵臓癌の腹膜転移と、時代に合わせて設定が変更されているのも興味深い点なのではないでしょうか。
■財前派の声
大学教授になるために手段を選ばない財前に対して、
「医者である限り、どんな場合でも患者の命を守るために全力を尽くすべき」と語る人格者の里見。
当然、里見の人間性に惹かれる部分はあるのですが、2003年版の再放送を見た人からは、
「財前もなんかかわいそうになる。心をとかしてあげたくなる」
「これ意外と財前派もいたりするのよね 昔リアタイしてた時は家族全員里見派だったからめちゃくちゃ驚いたな」
などのコメントも上がっています。
野心家の財前ですが、一方では、医師としての在り方や、医学の発展に信念があり、 また、母子家庭の貧しい境遇から実力で上り詰めた経緯もあって、人間的に憎めない側面もあるのが彼の魅力といえるでしょう。
理想があったのにやがて大学病院特有の権力争いに巻き込まれ、
何かにとり憑かれたように変わっていく財前を唐沢さんは巧みに演じています。
■西田敏行&高畑淳子の演技に反響
その強烈な個性が際立ったのが、財前の義父・又一役の西田敏行さんと東貞蔵第一外科教授夫人・政子役の高畑淳子さんの演技。
ドラマの再放送には、「高畑淳子と西田敏行は最高で最強。誰か後継者を立ててくれ。困る」というコメントも上がっています。
自身が叶えられなかった大学教授になる夢を養子の五郎に託す又一は、「世の中実弾や」と札束を取り出し、賄賂など手段を選ぶことなく教授にするため奮闘する腹黒い人物。
また、夫を差し置いて脚光を浴びる財前の存在を煙たく感じている政子は、そのことで夫を批判東教授を尻に敷く強烈なこのキャラを高畑さんは怪演しました。
西田さんと高畑さんの誇張した演技がハマっていることもあり、未だに2人が演じた又一と政子役が熱狂的に支持されているのが、今回の再放送で再確認できるのではないでしょうか。
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https://coconutsjapan.com/entertainment/shiroikyotou-karasawatoshiaki/26401/
2に続く
『白い巨塔』
山崎豊子の長編小説。
浪速大学に勤務する財前五郎と里見脩二という対照的な人物を通し、医局制度の問題点や医学界の腐敗を鋭く追及した社会派小説である。
山崎豊子作品の中でも特に傑作と名高く、1966年の映画化以来、何度も映像化された。
ウィキペディア
初版発行: 1965年
ジャンル: 医療フィクション
リメイク作品: 白い巨塔 (2003年)、 白い巨塔、
白い巨塔 (2007年)、 白い巨塔 (1966年)
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Source: 芸能人の気になる噂
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