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野村克也が、死ぬまで嫌った8人の男たち…
投稿日 2020年2月23日 01:30:56 (息抜き)
野村克也氏(享年84)へのインタビューは、いつもこの言葉から始まった。
本誌が初めて野村氏に取材する機会に恵まれたのは、2013年9月のこと。以来、2019年10月までに、その回数は20回以上に及んだ。球界の将来を憂うがゆえに、批判は辛辣。取材中、話が脱線すると、“プロ野球をダメにした男たち” への悪態をつく。
●原辰徳、高橋由伸
もっとも名前が挙がったのが、巨人・原辰徳監督だ。
「名将? まさか。彼はエリート然とした “お坊ちゃん”。あの成績は、(巨人の)財力と組織力のおかげ。原に、『監督論』を聞いてみたいね。 彼がNHKの評論家時代に、カル・リプケンをスタジオに迎えたことがあった。そこで、いきなり『シー・ユー・アゲイン(また会いましょう)』と言っちゃった。有働由美子アナに『(英語での)挨拶ぐらい教えといてやれ』と言ったら、『教えたんですが』と笑っていたよ。 試合後の談話を聞けばいい。とにかくウケを狙おうと、色気が悶々としている。逆に、記者とほとんど話をしないのが、(前巨人監督の)高橋由伸。慶應大出身の、“ボンボン監督” らしいわ。 俺は昔から『監督というのは、広報も兼ねている』と言ってきた。だから、見出しになるようなことを言ったし、選手評も語った。新聞を使って選手に刺激を与えるわけだ。 2人からは監督としての思想、哲学が感じられない。組織はリーダーの力量以上には伸びないんだから」
●星野仙一、田宮謙次郎
故・星野仙一氏を語る口ぶりは、辛辣だった。野村氏が阪神、楽天の監督をやめると、あとを継いだのが星野氏。そして星野氏は、その2つのチームを優勝に導いている。
「星野は、阪神でも楽天でも『 “野村の遺産” で優勝した』と言われて頭にきていたはず。 楽天内部の人間に聞いたんだけど、星野が(野村氏の後に)ブラウン監督の1年を挟んで監督に就いたのは、『いっぺん成績が下がったあとに、監督になりたい』と、頼んだからだというんだ。俺は2位でやめたから、星野が評価されるには優勝しかないし、ダメなら星野の評価が下がる。そこまで計算してたわけだ。 権力者に取り入るのがうまい “ジジ殺し” なんてあだ名があったけど、俺にはマネできないよ」
阪神については、「監督を引き受けたのは、野球人生最大の汚点」とまで言い切った。
「ミーティングをやっても、選手は時計ばかり気にしている。このチームをダメにしているのは、OB連中。キャンプに激励と称して来るんだけど、選手を夜の街に連れ回すのが目的なんだ。 田宮謙次郎OB会会長(当時)に『迷惑だ』と言ったら、それ以来、俺のところに来なくなった」
続きます
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野村 克也
京都府竹野郡網野町出身のプロ野球選手・コーチ・監督、野球解説者・野球評論家、タレント。
愛称は「ノムさん」「ムース」。
血液型はB型。
ウィキペディア
生年月日: 1935年6月29日
死亡: 2020年2月11日, 東京都 世田谷区
配偶者: 野村沙知代
子供: 団野村、 野村克則
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Source: 芸能人の気になる噂
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