イーサリアムブロックチェーンに流入したビットコインは7月、約9600万ドル(約100億円)に達した。6月に記録的な増加を見せ、約5900万ドルとなっていたが、さらに増加した。
現在、2万ビットコイン(約2億2500万ドル、約235億円)以上がトークン化され、イーサリアムブロックチェーンで利用されている。
Wrapped Bitcoin(WBTC、ビットコインに裏付けられたERC-20トークン)がトークン化されたビットコインの供給量の76%以上を占め、1万5500ビットコイン以上がトークン化されている。
ビットコインをイーサリアムブロックチェーンでトークン化することによって、トレーダーや投資家はイーサリアムブロックチェーンに構築されたアプリケーション、主にはDeFi(分散型金融)を利用できるようになる。
「7月、個人ユーザーを中心にWBTCは劇的な上昇を見せた」と同月、7079WBTCを発行したトークン発行・交換プラットフォームCoinListの金融商品責任者マシュー・ジュベ-デュバル(Matthieu Jobbé-Duval)氏は語った。
トークン化されたビットコインの供給量が第2位のrenBTCは、約2068ビットコインをトークン化した。
イーサリアムブロックチェーンでビットコインをトークン化することは、「現在のDeFiの成長にとって最大のチャンス」とCoinListのアンディ・ブロムバーグ(Andy Bromberg)社長はCoinDeskにメールで述べた。
Source: Ripple(リップル)仮想通貨情報局