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リップル社のブラッド・ガーリングハウスCEOは、リップルの今後について、「5年後にアマゾンになる」と発言した。国際送金で強みがあることなどから、リップルはアマゾンのような急成長の可能性があるという。CNNのジュリア・チャタリーのインタビューに応じた。
INTERVIEW PART I
“Once regulators understand you’re not circumventing regulatory frameworks they get very comfortable very quickly,” @Ripple CEO @bgarlinghouse explains why he’s on a mission to educate regulators around the world.
ガーリングハウスCEOはアマゾンの急成長は書籍販売をオンライン上で始めたことで市場を支配したことに言及し、リップルにも国際送金への取り組みによって同様の可能性があることを指摘した。
「5年後にはアマゾンブックスではなく、アマゾンになることを願っている」
SBIを始め、マネーグラムなど多くの企業との提携によって国際送金の市場シェアを広げていることが根拠にあるようだ。
5年後に仮想通貨業界が具体的にどのようになっているかを想像するのは難しいが、リップルは今よりもはるかに大きくなっているという。
IPO、「短期的にはない」
これまでに報じられている年内のIPOについては短期的にはないと語るにとどめ、明確な時期については言及しなかった。
ただ、XRPの企業価値は100億ドルを超えており、リップルのIPOは株主にこうした機会を提供すると言及した。IPOによってマネーグラムやメキシコの仮想通貨取引所ビットソー(Bitso)などへの投資を進めることができるという。
また新たに従業員を採用したことや、他企業で大規模なレイオフ(解雇)があったことについても触れた。
「昨年は150人以上を採用した。他の仮想通貨企業では大規模なレイオフがあったが、他の企業は現実世界の問題を解決することにフォーカスしていないようだ」
CBDCは仮想通貨にとって重要
また各国中央銀行が研究を進めている中央銀行デジタル通貨(CBDC)についても、仮想通貨業界にとってポジティブになるという態度を示した。ガーリングハウスCEOは中央銀行が仮想通貨とブロックチェーン技術を導入すべきだと発言した。
「マクロで考えれば、中央銀行と中央政府が新しいテクノロジーを取り入れることで、経済を効率的にできる。支払いインフラストラクチャを効率的にするために、中央銀行と中央政府の取り組みをみることは、本当に健全で建設的だ。全体としてはポジティブだと思う」
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Source: Ripple(リップル)仮想通貨情報局